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2025/05/07 16:01
ストリートファッションを語るうえで、絶対に外せない存在。
それが、SUPREME(シュプリーム)です。
1990年代の誕生から、いまなお絶大な影響力を持ち続ける理由とは?
この記事では、SUPREMEとは何か、なぜここまで支持され続けるのか、そして日本展開まで、深掘りしていきます。
SUPREME(シュプリーム)とは?
SUPREMEは、1994年、ニューヨーク・マンハッタンのラファイエットストリートにて、**ジェームズ・ジェビア(James Jebbia)**によって設立されたストリートブランド。
もともとはスケートボードショップとしてスタートしましたが、シンプルなデザイン、反骨精神、独自のアティチュードで、スケーター、アーティスト、ミュージシャンから絶大な支持を集めます。
赤地に白抜きの**"Box Logo(ボックスロゴ)"**は、ストリートファッション史上最もアイコニックなロゴのひとつです。
なぜSUPREMEはここまで人気なのか?
1. 圧倒的なブランド力とオーセンティシティ
SUPREMEは、ファッションブランドでありながら、カルチャーの体現者。
媚びることなく独自のスタンスを貫き、スケート・アート・音楽・ストリートカルチャーへの深いリスペクトを背景にしたプロダクトを世に送り出し続けています。
2. 限定販売とドロップ文化
SUPREMEは、週1回の限定販売(ドロップ)を行うスタイルで知られています。
数量が極端に少なく、再販もしないため、毎回のリリースが争奪戦。
この希少性がブランドのカルト的人気を後押ししてきました。
3. アートとファッションのクロスオーバー
アーティストとのコラボも積極的に展開。
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村上隆
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ジャン=ミシェル・バスキア
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ダミアン・ハースト
といった世界的アーティストとのコラボアイテムもリリースされ、アートピースとしての側面も持っています。
さらに、Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)との歴史的コラボに代表されるように、ハイファッションとの境界線を曖昧にしたのもSUPREMEの功績です。
【日本展開】SUPREME、東京・大阪・名古屋・福岡へ
実はSUPREMEは、かなり早い段階から日本展開をスタートしていました。
1998年、東京・代官山に日本初の旗艦店をオープン。
そこから
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渋谷
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原宿
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大阪
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名古屋
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福岡 と、主要都市に次々と出店。
特に、2020年代以降も日本での人気は衰えるどころか加速しており、SUPREME Tokyo(渋谷)などは国内外のファンで常に賑わっています。
最近では、**原宿エリアに新店舗「SUPREME Harajuku 2号店」**もオープンし、より多様な展開が進んでいます。
各店舗ごとに内装やラインナップが微妙に異なるのも魅力で、訪れるたびに新鮮な発見があります。
2025年のSUPREMEトレンドは?
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シンプル回帰&ヴィンテージ感覚のアイテムが再評価
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ミリタリー・ワークウェアテイストとの融合も加速
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新進気鋭アーティストとのコラボレーションが続々登場予定
SUPREMEは、流行に乗るのではなく、常に"流行を生み出す側"にいるブランド。
これからも、その動きは世界中のストリートカルチャーシーンを牽引し続けるでしょう。